-
●はじめに
- ストアードフェアシステムとは、プリペイドカードを直接自動改札に通
すことで、いちいち切符を買わずに乗り降りできるシステムです。
- 関東では、ＪＲ東日本のイオカード、営団地下鉄のＳＦメトロカードな
ど、関西では、阪急のラガールカード、阪神のらくやんカードなどがあります。
そのほかでも導入しているところが増えています。
|
|
-
●いままでは
- 西武にも「レオカード」というプリペイドカードはありますが、これは
券売機で切符を買うことができるだけで、自動改札には通せません。
- しかし、これではイオカードとかの便利さには到底及ばないのは、この
手のカードを使ったことのある人ならお分かりになると思います。
|
|
-
●やる気がなかったの？
- そんなことはありません。現に、西武鉄道で採用している自動改札機は
、このシステムに対応できるものになっています。１通路８００万円もするん
だし。
- ですから、自動改札を導入した時点で、ストアードフェアを視野に入れ
ていたと思われます。
- ただ、今年有楽町線との本格乗り入れ開始に伴って、ＳＦメトロカード
でそのまま乗ってくる人が急増し「そのまま精算できないか？」という要望が
急増したことを受けて、システム導入に向けて動き出したようです。
|
|
-
●いつ頃から？
- 導入するからには、ＳＦメトロカードなどもそのままと折れるようにし
たいということで、すぐにというわけにはいかないようです。また、営団・都
営を中心に乗り入れ各社で足並みをそろえる必要もあるため、早くても２年先
らしいです。現在は、東武と京成が難色を示しているようです。
- どこも、経営状況は良くないから、当然といえば当然でしょうが・・・。
- あと、これにあわせて、以前お話しした
「共通定期券」
も導入されるようです。
|
|
-
●追加情報（５／１）
- どうやら、開始時機が決まったようです。
- 平成１２年１２月かららしいです。
|
|
-
●追加情報（９／６）
- 「パスネット」という名前が決まって、１０月１４日からスタートすることになりました。
- この時点では１７社でスタートします。来年度以降に３社が追加予定です。
- ＜第１次導入会社＞（順不同）
- 帝都高速度交通営団（営団地下鉄）
- 東京都交通局（都営地下鉄）
- 西武鉄道
- 東武鉄道
- 京成電鉄
- 新京成電鉄
- 北総開発鉄道
- 東葉高速鉄道
- 東京臨海高速鉄道（臨海副都心線）
- ゆりかもめ
- 横浜市交通局（横浜市英地下鉄）
- 相模鉄道（相鉄線）
- 東京急行電鉄（東急線）
- 横浜高速鉄道（こどもの国線）
- 小田急電鉄
- 京王電鉄
- 多摩都市モノレール
- ＜導入予定会社＞（順不同）
- 京浜急行電鉄（京急線）
- 埼玉高速鉄道（※未開通）
- 舞浜リゾートライン（※未開通）
|