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●はじめに
- 現在、秩父鉄道への乗り入れは、101&4000系を使用して、池袋
・飯能〜(西武秩父・御花畑)〜三峰口・寄居で、毎日運転され、通勤&行楽
に利用されています。
- 西武の車両は秩父鉄道へ乗りいれていきますが、秩父鉄道の車両が乗り
入れてくることはありません。
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●いままでは
- 平成元年4月に、西武秩父〜御花畑・影森の連絡線が完成し、それ以来
ほぼ毎日(秩父夜祭りの日は除く)乗り入れが行われてきました。
- しかし、このまま続くと思われていた乗り入れに変化の兆しが見え始め
ているらしいのです。
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●現状は
- 乗り入れ車両は、平日の池袋〜三峰口・寄居の急行以外は、すべて40
00系で運転されています。
- また、面白いのは、土休日の朝に池袋から快速急行として乗りいれた車
両は、夕方折返すまで秩父鉄道線内(三峰口〜寄居)の列車に使用されます。
冷房車が少ない(最近は増えたらしい)秩父鉄道では、かなり重宝する存在ら
しいです。また、乗客にも評判がいいらしいです。
- また、3編成くらいは影森で寝てたりもします。
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●で、本題
- 昨今の不景気で、西武鉄道・秩父鉄道ともに苦しい経営状態にあります
。特に秩父鉄道は、運賃収入の6割を占めるともいわれる貨物輸送の激減によ
り、かなり苦しい状況のようです。
- そこで、秩父鉄道は合理化案として、電車のワンマン運転を計画してい
るようです。
- そうなると問題なのは、西武から乗り入れる101&4000系です。
西武車の運行だけ車掌を乗せるのは効率が悪いですし、かといってこれらの車
両をワンマン改造するのもなんです。
- さらに言ってしまうと、
- 「ワンマン改造をしてまで秩父鉄道に乗り入れるメリットはあまり
ない。」
- 「だったら乗り入れを止めてしまおう。」
- ということになるようです。
- 詳しい時期等は未定ですし、ほんとに廃止されるかもまだはっきりして
はいません。とりあえずは、今後の展開を見守るといったところです。
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●ほかにも理由が。(5/15追加)
- ワンマン化のほかにも理由があるようで・・・。
- 西武鉄道では、
共通カード
の導入にあわせて、有人通路の全廃を考えているようで(確かに必要ないし)、
このとき問題になるのが、秩父鉄道からの「硬券&非磁気券」です。このため
に有人通路を残すのは非常に効率が悪いです。さらに硬券は自動改札機(精算
機も)に入れられるとベルトが切れたりしかねないです。
- でもこの場合、乗り入れだけでなく連絡運輸もやめると公庫とになって
しまいますがどうなんでしょうか?
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●いよいよワンマン化 (11/20追加)
- 秩父夜祭り明けの12月4日から、いよいよ秩父鉄道が全線でワンマン
化を実施するようです。
- 急行「秩父路」とラッシュ時は除くとなってますが・・・土休日、日中
の寄居〜三峰口の西武4000系使用列車やら平日の直通急行はどうなるんで
しょうねぇ。急行でもないしラッシュ時でもない。
- 同日、秩父鉄道はダイヤ改正も実施するらしく、車両運用に変化があるか
もしれません。ひょっとすると土休日の4000系線内運用はなくなるかもし
れませんね。
- 今のところ、はっきりしたことはわかっていませんが・・・。
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