-
●はじめに
- 今回は、一人旅ではなく友人2人(さらに後から1人合流)と行ってきました。
- 話が出たのが約3週間前という、結構いきなり決まった旅行であります。
- 行程表は
こちらに。
|
|
-
●コンセプト
- 今回の旅行のコンセプト(?)は、
- 1、JRの保養所を利用する。(同行者がJR職員のため)
- 2、温泉。
- 3、なるべく安く。
- 4、石巻のバス車庫を見に行く。(後から追加)
- といった感じです。
- 以上をもとにして、目的地は鳴子温泉(なるごおんせん:宮城県玉造郡
鳴子町)に決定しました。ここは、以前も利用したことがあり、結構よかったこともあります。
- 3については、行きの列車を「寝台特急」ではなく、「ムーンライトえ
ちご」にすることで実現しています。(笑)
|
|
-
●1〜2日目
- 夜の新宿駅。今回のスタートは「ムーンライトえちご」です。
- 実は、Classyはこれに乗るのが初めてだったりします。車両自体
は「フェアーウェイ」で何度も乗ったことがあるんですが(ただし、旧塗装の
時代)、夜行としては初めてです。
- とりあえず、売店でシュウマイと5/8チップと午後の紅茶を買って夜
汽車の旅に備えます。
- 列車の入線は意外と早く、20分以上前にホームに入ってきました。
- 今夜のムーンライトは3両で満席です。乗客のかなりの部分を3月で廃
止になる新潟交通・蒲原鉄道目当ての連中が占めているようです。
- で、車内へ入ってみると、・・・・暑い。とにかく暑い。コートを脱い
で、シャツの袖を捲っても暑い。いくらなんでも暑すぎるよ。>JRさん
|
ムーンライトえちごです。(新宿駅)
|
- そして、車内の暑さと尻の痛さであまり眠れぬまま、翌朝村上に到着。
そのまま、折返しの快速新潟ゆきに乗り、坂町まで戻る。まぁ、単なる時間潰
しです。
- 坂町駅の待合室で、うつらうつらしながら、米坂線の到着を待ちます。
それにしても、朝一番が7時半とは・・・。
- 今日の1124Dは、新潟色のキハ2両の後に、飯山色のキハ52がつ
いていました。最近めっきり数が減ってきた貴重品です。もちろんこれに乗車。
- どこか、途中で長時間停車があったら写真を撮ろうと思っていたら、羽
前椿で14分停車。しかし、この停車がかなり謎で、別に行き違いをするでも
なくただ14分も停車するそうで、ローカル線のダイヤは謎が多いです。
- さらに米沢到着時の放送に、「3回止まってからドアが開きます」の言
葉。これは、ホームへの進入が誘導信号によるものを意味します。「増結する
のか?」と思っているうちにまず1回目の停車。場内信号機の手前なので、駅
からはかなり手前です。そして、ゆっくりと近づいてゆき、2回目の停車。続
いて、ちょっと進んで3回目。ようやくドアが開いて降りてみると、増結した
わけではなく、単に1つのホームに2列車入れただけでした。山形新幹線の開
業で構内での入替があまり出来なくなったので、苦肉の策としてこういう事を
やっているようです。頻繁に誘導をするので、誘導用の停止位置目標もありま
した。
|
飯山色キハ52です。(羽前椿駅)
新潟色キハ58です。(米沢駅)
誘導用 停止位置目標(米沢駅)
誘い・・・どこへ誘ってくれるのでしょう。(笑)
2回目の停車のときの目標です。
|
- 米沢からは、719系5000番台にゆられて山形へ向かいます。この
車両、在来線用の719系を単に標準軌用にしただけだと思ってましたが、ほ
かにも違いがありそうでした。とりあえず気付いたのは、ブレーキ排気音が全
然違うということです。在来線用は、あまり音がしませんが、標準軌用は、V
VVF車に似たような「ピュー」という音がします。
- ちょっと話がそれましたが、山形では、あと数日で廃止になる「特急
こまくさ」などを撮影。山形新幹線の新庄延伸工事のため、特急こまくさ・快
速月山が廃止になります。山形新幹線の開業で、すっかり変わった山形駅が、
また大きく変わってしまうんですね。次にくるときには、どんな風になってい
るんでしょう。
- 撮影&録音の後、仙山12号で仙台へ向かいます。この仙山12号、前
回の旅行のときに出た仙山5号の折返しなんですが、今日は719系4両では
なく455系3両でした。
- 仙台までの車中は、ムーンライトでの疲れから、半分くらい寝てました。
|
山形線用719系5000番台です。(米沢駅)
719系の標準軌バージョンです。そのほかにも多少違うところがあるようです。
左沢線の気動車です。(山形駅)
そういえば、いまだに形式わからない・・・。
特急こまくさです。(山形駅)
あと数日で廃止になります。
|
- 仙台で昼飯を摂った後、701系にゆられて小牛田へ。この列車701
系の6連なのですが、小牛田で後4両切離して前2両だけが一ノ関まで行きま
す。そして、切離した4両は、すぐ後に一ノ関から上ってきた2両に増結され
仙台へ戻っていきました。かなり効率よく車両を回しているようです。
|
仙台地区の701系です。(小牛田駅)
山形のとは帯の色と前面方向幕にも行先を出しているところが違います。
|
- ここから陸羽東線に乗換えますが、接続が悪く、約30分の待ち合わせ。
前の列車は、2分前に行ったばっかりという最悪のパターン。どうして2分く
らい待てないかなぁ。
- 気を取り直して、快速 いでゆに乗車。車内はがらがらだったこともあ
り、窓を開けての録音に挑戦してみました。
- 結果は・・・やっぱり風の音が入ってしまって、いまいちでした。風が
直接マイクに当たらないように手でガードしたりしてみたんですが、回り込ん
でくるみたいでちょっと聞き苦しい感じです。やっぱり無理なんでしょうかね
ぇ。窓を開けるとエンジン音やジョインと音がとてもいい感じに聞こえるんで
すけどね。
- また機会があればチャレンジしてみようと思います。
- で、鳴子御殿湯に到着。前に来たときは「東鳴子」だったんですけど・
・・。
- 本日のお宿は「JR荒雄荘」。旅館みたいな名前ですが、結構立派なホ
テルです。さらに、部屋の前を陸羽東線が走っているという最高の立地条件。(^^)
- 部屋から撮影した写真は、後程。
|
|
-
●3日目
- 朝6時に起きて、風呂へ行く。当然だれもいない。(^^)v
- これだから、朝風呂はやめられないんだよねぇ。まだ、外は暗かったけ
ど、風呂に入ってる間に朝一番の上りが行った。あとから気付いたことだが、
この列車10分くらい遅れていたようだ。しかし、この時のClassyは、
だれもいない広い風呂に酔いしれていたので、そんな事に気付く由もなかった
のである。(笑)
- 部屋に戻ってくる頃には、夜もあけてきていた。そこではじめて、雪が
降っていたこと二気がつく。前日の夕方(小牛田あたり)から、雨が降り始め
ていたが、夜になって雪に変わっていたらしい。
- 雪の中、部屋の窓から上り・下り各1本を撮影する。
- そんな中、新庄からの朝一番が30分延くらいになっており、さらに東
北全域で大荒れになっていることを知る。
- 我々が乗る列車も新庄始発なので、遅れてくるのでは?という不安を感
じている最中に、今日、石巻で合流するはずの友人から電話が入る。それによ
ると仙石線も東北線も一部不通になっているらしい。この先の不安を抱きつつ
も9時過ぎに宿を出ました。
- もう、雪は止んでいましたが、台風のような強い風が吹いていました。
|
雪の中のキハ110系です。(鳴子御殿湯〜鳴子温泉)
白っぽい車体なので、雪の中では目立ちませんね。
キハ48です。(鳴子御殿湯〜鳴子温泉)
後ろはキハ45らしいです。これも貴重品になりつつあります。
|
- 予想に反して、快速 いでゆは定刻どおりにやってきました。ですが、
岩出山で交換列車の遅れで7分ほど待たされることに。
- せっかくなので、その間に東北地域本社色のキハも撮影。(^^;;
|
東北地域本社色のキハ28です。(岩出山駅)
個人的には、結構好きな色です。でも近いうちにキハ110シリーズに追い出されてしまうのでしょうか。
|
- それでも小牛田には、定時に到着。着いてみると東北線は、鹿島台〜小
牛田で運転見合わせになっており40分以上前に行ったはずの快速 南三陸が
止まってました。
- そんな中でも、石巻線は元気に運転中。(^^)
- 大きな鉄橋がないこと、風が追い風(向かい風)である事、風で転がる
ような軽い車両がいないことが幸いしたようです。
- 石巻には、定時に到着。しかし、合流するはずの友人は、いまだに矢本
(仙石線)にいるとのことでしばらく待つことに。
- 構内のJCで肉まんを買い、それを食べながら待つこと1時間。「肉ま
んは、中村屋のが一番。」などと思っているうちに、ようやく彼が到着したの
で早速レンタカーを借り、寄り道をしながら宮城交通飯野川車庫へ。
- この車庫、Nゲージのキットのバス車庫に似てるということで見に行く
ことになった次第。
- しかし、あまりの風の強さに、そうそうに切り上げて、石巻駅へ戻って
みると15時過ぎ。しかし、いまだに仙石線の一部不通は続いており、レンタ
カー屋さんが「プラス1500円で、この車で仙台まで行ってもいいけど、ど
うする?」というので、そうすることに。
- 「だけど、営業所が17時までだから、それまでに着いてね。」ともい
われましたが・・・。
- 時間は、15時半。1時間半で仙台まで行かねばならなくなりました。
電車でも1時間かなるのに。
- まるで、どっかのTV番組のような状態です。(^^;;
- 三陸自動車道経由で一路、仙台へ。
- しかし、この高速、ほとんどが対面通行で、ペースカー(悪い意味で)
が居ると大はまりするという危険性があります。また、終点の仙台港北ICが
どこなのかを誰も知らないのも不安材料の一つでした。結局は、仙台港北IC
から仙台駅までは一本道でしたが。
- 仙台駅に着いたら着いたで、レンタカー屋の事務所がどこだかわからな
い。駅前ロータリーのどこからはいるのかもわからない。やっと車を停めたら
16:58で、何とか間に合いました。(^^)
- そのあとは、土産を買い、新幹線で帰るだけと思ったら、そうは問屋が
卸してくれませんでした。強風の影響で、新幹線のダイヤも乱れていました。
我々が乗ったやまひこ146号は、仙台始発でしかも出庫電車だったので定刻
どおりに発車しましたが、福島で併結するつばさ146号が7分遅れて、さら
に併結中に追い抜いていくはずのやまびこ・こまち22号が遅れたせいで、本
来通過するはずの新白河に臨時停車し待避することに。
- その後も、前に列車が使えているらしく、東京着は24分延になりまし
た。
- 通過駅で待避させるなんて、無茶するねぇ。>JR東日本
|
|
-
●あとがき
- 最初に新宿で買った5/8チップは、結局途中で食べることなく自宅ま
で持ち帰ってしまいました。今、このページを作っている最中に食べています。(笑)
- あと、ムーンライト系はこれっきりにしようと思っています。あれに乗
ると確実に体調を崩すので・・・。年は取りたくないねぇ・・・。
- 高くても寝台車がいいです。
- 今回も、仙台で「牛たん弁当」を買ってしまいました。今回は車内で食
べましたが。
- 賞味期限は、今回も19時でした。ということで、やまびこ146号が
リミットになることが判明しました。なぜなら、そのあとのやまびこ・こまち
22号(18:50発)だと、あっためてる間に賞味期限が来てしまうので。
- どうでもいい話です。忘れてください。
|
今回の旅の友「5/8チップ」です。(自宅にて)
|