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●はじめに
- 障害者には、バスに乗るときに「身体障害者手帳」を提示することで、
運賃が半額になるというサービスが受けられます。
- Classyも時折使っています。
- この制度について、ちょっとしたことからいろいろと考えたので、書い
てみることにしました。
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●きっかけ
- 先日、会社の帰りにバスに乗ったとき、こんなことがありました。
- 手帳を見せて半額払って降りようとしたとき、運転手さんが、
- 「中の写真のページを見せてくれる?」
- そう、私は手帳を閉じた状態で表紙を見せていたのです。今まで何度と
なく使っていましたが、言われたこともなかったし、市役所でもらったガイド
にも「手帳を提示して」とだけ書いてあったので、いつも表紙を見せていたので
す。
- 言われてみればそのとおりなんですよね。閉じたままじゃ本人かどうか
がわからないから、他人が使ってもわからないですから。
- そして、その時運転手さんがこんな事を言ってたんです。
- 「このあいだ、他の人にも同じ事を言ったら『なんでお前なんかに見せ
なきゃいけないんだ!』って怒鳴られたんだよ。」
- 降りるときだったので、これ以上は聞けませんでしたが、この時あきれ
ると同時にすごく腹が立ちました。
- これが今回のきっかけです。
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●なぜ腹が立ったのか?
- 無論、相手は運転手を怒鳴りつけた人物である。
- 確かに手帳自体をあまり見せたくはないのは確かです。だから、見せた
くないという気持ちは分かるんですけど、公共サービス(この場合は運賃半額)
を受けるためには「手帳の提示が必要」とされているわけですから、、提示を受
けた方が必要であると言っている以上、ちゃんと見せるのが筋というものでしょ
う。
- 運賃半額という制度は鉄道にもあります(いろいろと条件がある)が、切
符を売るときにちゃんと中身を確認します。(番号を控えるところもあります)
- 「なんでそこまでする必要があるんだ?」
- という意見もあるとは思いますが、他人使用の可能性もありますからチェックは必要だと思います。
- ですから、そんなに見せるのがいやなら、普通運賃腹って乗ればいいんですよ。はっきり言って。
- で、腹が立った本当の理由は、
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こういうやつがいるから、障害者全体が悪く見られるんだよ!!
- ちょっと暴言気味ですが、正直な私の気持ちです。
- いろいろつらいこともあって、つい言ってしまうのもわかるんですけどね。
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●あとは
- あと、気になったのが、市役所などからもらう「ガイド」について。
- 正直意って、決してわかりやすい代物ではありません。だから、いろん
な制度があるのに活用できない(知らない)人がたくさんいるのが現状です。
- そして、各自治体毎に作られているので内容にもばらつきがあるようです。
- 確かに、障害の部位・等級・収入などによって受けられるサービスが違
うため、各個人毎にガイドを作るのは不可能です。ですが、今のガイドはわか
りづらすぎる気がしてなりません。
- そして、今回の例のような場合もはっきりと「手帳の写真のはってある
ページを提示して」と書いてあれば、このようなトラブルは多少なりとも回避
できたと思います。
- 大変なのはわかりますが、もう少し何とかならないものでしょうか?
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