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●事の発端
- それは1本の電話から始まった。
- 来週末に3連休を控えた11月18日の夜、大学時代の友人AEから電話がかかってきた。
- 友:3連休あいてる?
- C:ん、あいてるけど。
- 友:夢空間 京都・大阪とかいうの乗らない?
- C:あの夢空間?
- 友:そう。しかも北陸周り。
- C:いいよ。で、ほかに誰かいくの?
- 友:いや、サシで。スイートとれちゃって。
- C:ぐぁ・・・。スイートかいな。
- で、唐突に旅行に行くことになったわけである。
- 結局は、スイートではなくスーペリアツインでしたが。ホッ。
- 翌日、寝台料金を調べてみてびっくりしたのは秘密である。(苦笑)
- 行程表は
こちらに。
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●とりあえず目的を考える
- 夢空間で大阪まで行って、そのまま帰ってきたらもったいないので、それなりに目的を考えてみる。
- ・夢空間初乗車
- とにかくメインです。
- ・京阪守口市駅に行ってみる。
- Kanonに出てくる駅のモデルらしいので。(笑)
- ・まぁ、適当に私鉄やらJRやらに乗ってみる。
- めったに行かないしね。
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●「夢空間」とは?
- 一応、簡単に説明しておくと・・・。
- 1989年(平成元年)、北斗星の大人気を受けて次世代の寝台車を模索して24系寝台車から改造されたのが「夢空間」です。
- ダイニングカー・ラウンジカー・デラックススリーパーの3両から成っていて、イベントで展示されたり臨時の北斗星に増結されたりして活躍しています。
- ダイニングカー
- いわゆる食堂車です。個室もあったりします。
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- ラウンジカー
- ロビーカーみたいなやつですかね。薄暗いのでClassyにはちょっと・・・・。
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- デラックススリーパー
- で、肝心な寝台車です。
- スイート1室、スーペリアツイン2室で、定員が6名というとんでもない車両。
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●1日目
- 金曜日なので、会社から上野駅へ直行。こういう時ビジネスカジュアルはありがたいですな。
- 友人AEとおちあい、乗車券を買うために窓口へ。しかし、大混雑。改札を入ったときには発車まで10分を切っていた。
- 見送りにきてくれたAEの会社の人(差し入れありがとうです)とおちあって車内へ。車内が見たくてわざわざきたらしいです。(笑)
- でも、あっという間に発車時刻になってしまいました。
- やっと落ち着いたところで、室内をチェック。
- 設備的には、ホテルのツインの部屋と変わりはないですね。
- ・ベッド2つ
- ・クローゼット
- ・ミニテーブル&ソファ
- ・ユニットバス&トイレ
- ・BSが映るらしいテレビ
- ・電話
- ちなみに入り口で靴を脱ぐようになってます。
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上野駅の発車案内
列車名がかなりきつそう・・・。
寝台券
金額がなんとも・・・。
スーペリアツインの室内1
スーペリアツインの室内2
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- 上野駅で調達した「Oh!弁当」といただいた差し入れで夕食を済ませる。
- 1つはお箸がついてなかったが・・・。
- やがて、水上あたりでパブタイムの放送があったので早速ダイニングカーへ。
- が、すでに満席。俺らがダイニングカーに一番近い寝台にいたはずなのに・・・。みんなラウンジカーで待ち構えていたのだろうか・・・。
- でも、せっかくなのであくのを待つ。
- そうこうしてるうちに列車は越後湯沢に停車。もちろんドアは開かないけど。なにせ高崎を出たら次の客扱い駅は京都だし。
- 発車のとき、北越急行のまつだい行き(終電?)が止まっていた。
- すぐに六日町で停車。臨時だけあってよくとまる。
- すると、さっきの北越急行がやってきて追い抜いていった・・・。だったら越後湯沢で先に行かせればよかったのでは・・・?
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- この後やっと席にありつく。1時間以上は待ったかな。
- 前に座ってた子供が水をこぼしたのでテーブルクロスはぬれてるし・・・。(T^T)
- とりあえず、ケーキセット2つを注文。酒は差し入れのビールもあるし、部屋にはワインとウイスキーもあるので。
- ケーキセットは、チョコレートケーキとシャーベットが載ったお皿とコーヒーのセットでありました。
- ケーキをつついていると、また運転停車。ホームから外れているので駅名標は見えないが、どうやら宮内らしい。(出発信号機の配置から判断(笑))
- C:長岡まで粘れば、機関車の連結が見れるんじゃないか?
- AE:そうだな。
- C:よし、粘ろう。
- ということで、ひたすら粘るもなかなか発車しない。そうしてるうちにクローズの時間になってしまったので仕方なく撤収。
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ダイニングカーのメニュー
ダイニングカー車内
編成の一番後ろなので眺めがよいです。・・昼間なら。
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- ダイニングカーに張ってあった時刻表によると次の長岡は1時間以上停車らしい。
- そろそろ風呂に入ろうと思ったが、せっかくなら走ってる最中がいいのでしばらく我慢。
- そうそう、さっきも書いたがこの個室にはユニットバスがついているのである。
- シャワーなら北斗星や北陸にもついているけど、お風呂がついているのはそうはない。
- 長岡を発車するころに合わせてお湯を張り、早速入ってみる。
- なんか、不思議な感覚ですねぇ。
- ポイントわたるたびに思いっきり揺れるし。さらには上下にも揺れるし。
- でも、なかなか貴重な体験でありました。
- バスルームの写真は狭くてうまく撮れませんでした。
- 風呂も入ったし、明日も早いのでもう休みます。
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●1日目と2日目の狭間
- ベッドは普通のホテルにあるようなやつで、いつものB寝台の70cmよりはるかに広く寝心地はよい・・・はず。
- なんだけど、ちっとも眠れない。理由は音。
- レールの継ぎ目を拾う音ならむしろ心地よいのだが、この場合はそうではない。
- エアサス台車とは思えないくらいの揺れとそれに伴う音がすごい。
- 確かに台車のすぐ上にいるのだけれど、これはちょっと・・・。
- 初めは線路が悪いのかとも思ったが、朝になって湖西線に入っても変わらなかったので、そうではないのだろう。
- 湖西線は特急列車が高速運転をする区間。ゆえに軌道はかなり強化されてると思うのだが・・・。
- やはり車両自体にガタが来てるとしか・・・。
- 夢空間になってから12年。その前の24系の時代を入れると車鈴20年は超えてるだろうし、そろそろ更新時期ではなかろうか。
- 「夢空間」の名が泣くよ。
- これ読んで、がっかりしちゃった人、ごめんね。
- でも、事実だから・・・。
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●2日目午前
- 7時半前には大阪についてしまうので、余裕を持って6時半に頼んでおいたモーニングコーヒーと朝刊がやって来たのは7時前。
- 時間いいかげんすぎ・・・。京都下車だったら飲んでる暇なかったぞ。
- 大阪が近づくにつれ、日も昇ってくる。
- そして、それに伴って沿線の同業者の数も増えていく・・・。
- 場所によっては100人くらい履いたのではなかろうか。ここがいわゆる「山崎の大カーブ」なのかな?
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- で、コーヒーを飲み終わるころ、大阪駅1番線到着。
- 某所の大阪OFF以来なので1年3ヶ月ぶりか。
- とりあえず、昨日時間がなくて撮れなかった写真をとる。夢空間の紹介で使った写真もこのときとったものである。
- Classyは撮らなかったが、機関車の写真を撮りに行ったAEの話では、田端の「星ガマ」ことEF81「流れ星」がついていたらしい。
- どうやら上野からずっと引っ張ってきたらしい。
- そうこうしていると、隣のホームの3番線に485系ボンネット車がやってきた。
- どうやらびわこライナー(ホームライナー)らしい。まだボンネットいたんだねぇ。
- ・・・でも、先頭の連結器周りのスカートが切られててちょっとかっこ悪いぞ。(笑)
- 一段落したところで、朝飯を食うべく駅の外へ。と思ったら、自動改札で思いっきり引っかかる。
- 「入場記録がありません」
- ・・・こんなところにもフェアスルーの波が。(笑)
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夢空間連結時の24系の方向幕(大阪駅)
大阪駅発車案内板(大阪駅)
LEDになっても「大阪止」の表示は健在です。
一番下は、着発線変更ということのようです。
最後尾の電源車(大阪駅)
テールマークには「夢空間」は入ってないみたいです。
485系ボンネット車(大阪駅)
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- ちなみに今回の乗車券は、東京都区内〜東京都区内(経由:東北線・高崎線・上越線・信越線・北陸線・湖西線・東海道線)で買ってある。それにはみ出し部分の山科〜大阪を買ってある。
- で、改札に入れたのは「山科〜大阪」。
- 有人改札で2枚の乗車券を出して、説明するとなぜか「東京都区内〜東京都区内」の方に途中下車印を押し始めるおじさん。
- ・・・ちょっと待て、それは違うぞ。
- コインロッカーに荷物をぶち込み、地下街の喫茶店で朝食をとりながら今日の予定を考える。
- Classyはその間にどっか回ってくることにする。
- AE:で、どこ行ってくるの?
- C:京阪でも行ってこようかなぁ。
- AE:俺も後で京阪行きたいんだけど、京阪のどこへ行くの?
- C:守口市。
- AE:俺も守口市に用があるんけど。
- C:(実はこいつも・・・)なんで?
- AE:京阪百貨店に(鉄道)部品屋があるんだよ。で、そっちは?
- C:・・・とあるゲームの舞台になってるらしいから一度見てみたいのだ。
- というわけで、とりあえず近鉄に行ってくることにした。
- 開店前から並ぶというAEと分かれて、御堂筋線でなんばへ。
- なんばに着き、案内板を頼りに近鉄難波へ向かうも・・・迷う。
- しかし、こんなときでもClassyの「旅先でもなぜか道や乗り場を聞かれる伝説(謎)」は顕在だった。
- が、さすがに自分も迷ってるのに人に教えられるはずもなく・・・。
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- やっと駅を見つけ、5年前のラガールカード(阪急のSFカード)でとりあえず入場。
- うちからリンクを張っている近鉄系ページの1257Fさんに「上本町は折り返し時間長いから落ち着いて写真が撮れる」と言われたことがあるのを思い出し、上本町で下車。
- カードの残りも少ないので3000円のカードを買って再入場。このときJスルーカードを売っていたが、これってJR西日本のじゃないの?
- 近鉄も乗れるのかなぁ・・・。ひょっとするとみんな共通?
- よくわからないので、とりあえず使い分けてましたけど。>旅行中
- <後日談>
- Jスルーは、JRと近鉄に乗れるそうだ。
- 上本町駅の改札を入ったところの発車案内板は見づらいですねぇ・・・。
- 液晶画面なのか何なのか・・・コントラスト差がなさすぎ。
- それはさておいて、確かに大阪線の電車は折り返し時間長いですね。本数の割にはホームが多いですね。特急用が3(2?)本に一般用が4本。
- ただ、すべての線に降車用ホームがあるので、ホームの幅が狭いです。10両分のホームがあるけど先端はちょっと・・・。
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近鉄の形式はよくわからんです。(上本町駅)
上のとおんなじような気もする。(上本町駅)
確か5200系とかいったような・・・。(上本町駅)
これも5200系だと思うんですが、変わった塗装をしてるので。(上本町駅)
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- 写真と音をとったあと、適当なところまで行こうと思ってちょうどとまっていた青山町行きの急行に乗る。
- そーいえば、近鉄って方向幕は「急行 青山町」なのに案内はすべて「青山町行きの急行」になるんだよね、不思議。
- 発車を待っているとAEから電話がかかってくる。彼は、もう一軒部品屋へ行った後で、落ち合うことにする。
- で、Classyは大和八木まで行ってみることにする。
- さて、この急行は3ドアの転換クロスシート車5200系を使っています。
- 室内灯は間接照明で優等列車使用を意識したつくりになってます。トイレもついているので西武4000系と京急2100系を足して3ドアにしたような感じでしょうか。京急みたいにドア付近に補助席もついているようです。
- せっかくなのでかぶりつくころにする。M車でないのがちょっと残念だけど、貫通扉の窓が大きいので前は見やすい。
- 八木までたいした距離でもないと思っていたので立っていたのだが・・・。
- 2つ目の布施(ふせ)と3つ目の五位堂(ごいどう)の間がめちゃくちゃ長い。池袋〜所沢くらいの距離があるのではなかろうか。
- 五位堂からは、結構頻繁に停車するようになるみたい。といっても八木は5つ目なんだけど。
- 八木の駅は複雑な構造をしてますねぇ。初めてだとちょっと戸惑います。
- そのまま同じところを戻るのもなんなので、西大寺周りで戻ることにしますかね。
- やってきた西大寺行きの普通は3両編成。どうも3両とかの奇数両数の編成って落ち着かないですね。
- で、やっぱり形式わかんないんですけど、この電車の制御器のカム軸の音がすごく大きい。西武の車両といい勝負ですな。
- 途中の平端で天理線からの急行に接続するということで乗り換える。
- この駅、ある意味典型的な支線分岐駅で乗り換えに通路をとおって乗り換える必要がある。あまり便利でない。
- 西大寺からは奈良線の快速急行で難波へ戻る。
- 途中、ほとんど寝てました。(おい
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●2日目午後
- なんばの駅でとりあえず友人に電話してみる。
- 向こうはまだ阪急宝塚線の豊中あたりにいるようなので、適当に時間を見計らって待ち合わせの淀屋橋へ移動する。
- 淀屋橋でしばらく待つもなかなか現れない・・・と思ったら携帯が圏外。
- 京阪の駅のほうへ異動しても変わらないのでとりあえず地上へ出てみたりしてやっと連絡がつく。
- 京阪のホームで友人とおちあい、とまっていた急行に乗る。
- 京橋を出たあたりで、いきなり車内灯が消える。
- どうやら京阪は昼間は車内灯をつけないらしい。Classy的にはちょっと暗いですね・・・。
- 省エネなのはわかるけど、弱視の人にはきつい人もいるのではなかろうか。
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- 程なく守口市に到着。
- 彼は京阪百貨店へと消えてゆき、Classyは駅前広場へ出てみる。
- ちゃんと予習(?)をしていかなかったので撮影場所がずれてしまってますが・・・。
- 確かにそっくりですね。上がClassyが撮った写真、下がゲーム中の風景。
- とりあえず、駅前をうろうろしていろんな方向から駅を見てみる。
- 友人の買い物も終わり、今夜のねぐらを確保するべくとりあえず大阪駅へ戻ることにする。
- ちょうどきた急行に乗って京橋へ。後ろかぶりつきをしてましたけど・・・駅間短いねぇ。
- 昼間だとわかりづらいけど、夜だと3駅くらい見えたりするらしい。
- 京橋から環状線内回りで大阪へ。
- やってきたのは、桜島線・・・もとい、JRゆめ咲線直通の「ユニバーサルシティ桜島」ゆき。
- 国鉄時代の方向幕が残っていた環状線の103系もUSJ関係で西日本標準書体の幕に変更されたようですねぇ。
- 個人的には結構好きなんですけどね。<西日本標準書体
- でも、左寄せになってるのがちょっと不思議な感じです。
- USJが入場制限をやってることもあってか、ほとんどの乗客が大阪で降りてしまってガラガラの状態で走っていきました。
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京阪守口市駅
Kanonに出てくる駅
©1999 VisualArt's/Key
大阪環状線の方向幕(京橋駅)
ユニバーサルシティ桜島ゆきの方向幕(大阪駅)
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- とりあえずロッカーから荷物を出し、公衆電話のところで電話帳を頼りに宿を探す。
- しかし、3連休ということとUSJ人気で駅周辺のホテルはことごとく満室。
- 新大阪・江坂・尼崎などに捜索の網を広げるもことごとく空振り。
- 1時間以上かかってやっと見つけたのは・・・茨木。
- それでも7000円台で泊まれるのであれば贅沢はいえないので早速向かう。
- 東海道緩行線・・・もとい、JR京都線に揺られること20分ほどで茨木到着。
- ホテルは駅徒歩1分の好立地。チェックインを済ませて一息つく。
- 夜になり飯を求めてとりあえず大阪方面へ向かうべく快速 網干ゆきに乗る。
- 大阪で降りようと思ったが、神戸牛を食おうとか言い始めてそのまま三ノ宮まで行く。
- 駅周辺をうろついてみるも、そういう店がほとんどない。
- ステーキ屋を見つけるも全品5000円以上でちょっとひるんでしまう。(苦笑)
- 「神戸牛」と看板に書いてある焼肉屋はいっぱいで入れず・・・。
- ようやくよさげな焼肉屋を見つけて入る。
- 何気に入ったにしてはすごくいい店だった。おいしいのもさることながら、結構こまやかなサービスをしてくれる。
- 結構気分よくいろいろ食ったら2人で1万円弱。
- ・・・さっきのステーキ屋でもあまり変わんないじゃん。(笑)
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- 帰りは、阪神電車で楳田まで。
- 前に、阪神梅田から高速神戸まで各停で行ったことがありましたけど、あまりに時間がかかって懲りた(笑)ので、今回はおとなしく特急で帰ります。
- ただ、せっかくなので駅で録音をしてから。
- 阪神は、接近メロディが「線路は続くよ〜♪」だったりして、結構面白いです。
- 発車メロディも2種類くらいあるのですが、今回はうまく取れなかったです・・・。(T^T)
- 録音なら録音で専念しないとダメですね、やっぱり。
- 30分ほど録音した後、山陽車の直通特急で梅田へ戻ります。
- 最初の通過駅は、春日野道。
- 博動(京成 博物館動物園駅)亡き今となっては、日本一ディープな駅ではなかろうかと思われる。
- ただ、近いうちに改修されてしまうらしいが・・・。
- で、最初の停車駅が、御影。2面4線の典型的な緩急接続駅。
- 特急は外側の1番線(?)へ。駅自体がカーブしてるので外側が本線になることもありえないではないけど、ポイントの向きや付帯するカーブを考えると本線のような気がしなかったのだが・・・。
- そのあとは、うつらうつらしてるうちに梅田に到着。
- ここでもちょっと録音したものの、見事に失敗。
- 大阪からは、せっかくなので223系の新快速に乗ってみる。
- すさまじい混雑・・・。
- 高槻まで行って、2駅ほど戻ってくる。
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姫路ゆきの直通特急。山陽電鉄車。(阪神三宮駅)
「姫路ライナー」の看板が何気に好きです。
阪神電車。形式よくわからん・・・。(阪神梅田駅)
阪神梅田駅の発車案内板(阪神梅田駅)
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●3日目午前
- さて、今日は基本的に東京へ帰るわけです。
- でも、そのまま新幹線で帰っては面白くありません。(^^ゞ
- 近鉄特急で名古屋までというのも、前に一度やったので却下。
- で、選んだのが、大阪発の「しなの」のグリーン車前展望で名古屋まで。
- 実は前日のうちにグリーン券を押さえてあります。(^^ゞ
- 取れなかったときはおとなしく帰っていたかもしれません。
- 余裕を持って目覚ましをセットし、いったんは起きたものの、
- 「く〜」と二度寝。結局かなりぎりぎりに起きた次第。
- で、こんな時に限って電車はなかなかこないし・・・。
- やってきた快速は113系。あとで時刻表で見たところ始発は大垣でムーンライトながらから接続するやつらしい。
- 大阪に着いたのが発車の20分前。・・・やう゛ぁかった。(苦笑)
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- 売店で、朝飯の弁当と飲み物などを調達。
- グリーン車に乗るときはなぜかうなぎ弁当が食べたくなるのはあたくしだけ?
- ・・・いや、ささやかにリッチな気分に浸りたいだけなんだけどね。
- 写真をとってから、車内に入るとちょうど発車前の案内放送が流れていた。
- どうせなら最初から録音したかったけど、仕方ないので途中から録音し始める。
- すると日本語の放送をぶち切っていきなり英語の放送が始まる・・・。
- どうなってんだか・・・。
- さらに英語放送の途中で発車。すると今度は、英語をぶち切って日本語の発車後の放送が始まる・・・。
- 「Sound Files」にあるファイルはちょうどこの部分です。
- それにしてもなんかひどい放送システムだねぇ・・・。
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ワイドビューしなの(大阪駅)
しなの 前展望1
しなの 前展望2
しなの 前展望3
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- 今日のグリーン車の乗客は4人。
- つまり埋まっているのは1番ABCDだけ。ちなみにあたくしたちはCDであります。
- ABには、小さな子供を連れたお父さんを思しき人がおります。
- この調子では普通車の乗車率も怪しいものです。大阪発のしなのもかなり歴史は古いですがそう長くないのではなかろうかと・・・。
- 次にグリーン車に客が来たのは、確か岐阜でしたし・・・。
- JR西日本管内(大阪〜米原)は、比較的平野部ということでカーブも少なく軌道強化もされているので乗り心地もよく軽快に飛ばしてゆきます。
- が、米原を過ぎてJR東海管内に入ると途端に山の中という感じで勾配・カーブの連続で乗り心地が急に悪くなります。
- 大垣まで来ると、濃尾平野に入ってくるのと名古屋近郊で軌道強化もされているので再び乗り心地が回復。(^^)
- ただ、前に何かいるらしくあまり軽快に飛ばしませんが。
- 名古屋では、中央線のホームに入る関係でエライ勢いで右に渡ってゆきます。いや、面白いくらいに。(^^;;
- 名古屋からはさすがに客が乗りますねぇ。我々と入れ違いにかなりの人が乗ってゆきます。
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●3日目昼
- せっかく名古屋に来たので、当然のごとく名鉄に乗ります。
- 新名古屋駅でロッカーを見つけて余計な荷物を放り込みます。
- とりあえずの目的地は新岐阜。しかも犬山経由で行きます。犬山橋のその後が気になったので。
- 当然のごとくパノラマカーに乗りたいのですが、なかなか来ません。来ても本線の急行だったり。
- いつまでここにいても仕方ないのであきらめて、急行御嵩ゆきで犬山まで行きます。
- この電車、犬山で始発の新岐阜ゆきに接続するのでそれに期待です。
- 犬山では期待通りパノラマカーが待っていてくれました。
- しかし、この駅ホームも階段も狭いねぇ・・・。
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- 展望席の2列目を陣取る。が、次の犬山遊園で最前列が空いたのでもちろん移動。(^^ゞ
- さて、いよいよ犬山橋ですね。でも、写真でわかるとおりただの端になっちゃってますね。
- ・・・まだ、工事中ですけど。
- 犬山経由を選んだもうひとつの理由は、各務原線がほとんどロングレール化されていないので録音向きということ。
- だけど・・・今日はお子様がいっぱい。まぁ、3連休ですからしょうがないんでしょうけど、それにしても多い。
- もう少しあとで気が付いたのですが、この日はスタンプラリーをやっていたんです。そらぁ子供多いわな。
- 結局これが最後までたたりつづけることになるわけで・・・。
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犬山橋1(犬山遊園〜新鵜沼)
犬山橋2(犬山遊園〜新鵜沼)
犬山橋3(犬山遊園〜新鵜沼)
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- 一応録音しながら新岐阜まで。
- だけど、始終お子様が騒いでいるのでかなりどうでもよくなってきて、自分でも平気で物音立てたりしております。(苦笑)
- 挙句の果てには話し始める始末。(T^T)
- だって、ちっともミュージックホーン使わないし、ひたすらお子様騒いでるし。(T^T)
- そんなこんなで新岐阜到着。
- MDのメディアが底をついたので駅前のパルコで調達。
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- 今度は本線経由で名古屋へ戻る。やはりパノラマカー狙いで。
- 比較的すぐに1本来たのだが、展望席を確保できなかったのとなんか混んでいたので録音に向かないと見送る。
- ・・・これが泥沼への第一歩だった。今にして思えば。
- その後待てど暮らせどこないのだ。来ても、「普通 須ヶ口」だったり「回送」になったり・・・。
- 結局1時間半くらい待っただろうか・・・。
- やっと来ましたよ。急行 豊川稲荷ゆき。
- 最前列を確保し録音の準備もしました。
- それに今度はかなり空いてます。
- わぁい。(^^)
- と思ったのもつかの間、発車間際になってやはりお子様連れが・・・。(T^T)
- ・・・泥沼。
- でも、ミュージックホーンがそれなりにきれいにとれれば・・・。・。(T^T)
- 淡い期待を抱きつつ、発車。
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名鉄パノラマカー1(新岐阜駅)
旧タイプの方向幕装備車
名鉄パノラマカー2(新岐阜駅)
こっちは新タイプの方向幕装備車
新タイプ方向幕のアップ(新岐阜駅)
種別がフルで表示され、英語表記もあります。
犬山経由 新岐阜ゆき(新名古屋駅)
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- 今回もなかなかミュージックホーンを使ってくれません。
- そして、新一宮到着時、待ちに待ってたミュージックホーン!
- 電:ぱーぱーらー、ぱーぱーらー♪
- 子:ぱーぱーらー、ぱーぱーらー♪
- C:うぐぅ(轟沈)
- ・・・もう、いや!
- 深い悲しみを抱きつつ、発車。
- 結局新名古屋でも同じことをやられる。
- 電:ぱーぱーらー、ぱーぱーらー♪
- 子:ぱーぱーらー、ぱーぱー・・ゲホゲホ(咳き込む)
- C:が、がお・・・。
- ・・・咳き込むくらいならやめてくれ・・・。
- もう降りようと思ったが、このお子様が降りていったので神宮前まで粘ってみることにする。
- 再び、淡い期待を抱きつつ、発車。
- しかし、空いた席にやってきたのもやはり子供連れ。
- そして、神宮前到着時。
- 電:ぱーぱーらー、ぱーぱーらー♪
- 爺:ぱーぱーらー、ぱーぱーらー♪
- C:わたし、もう笑えないよ・・・。
- ・・・2度あるkとは3度ある。昔の人はよく言ったものです。
- 今度は孫を連れたおじいちゃんでした・・・。
- ぼく、もうこんなところに居たくない!
- 深い悲しみを抱きつつ、下車。
- さすがに飛び降りたりはしませんよ。(謎)
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●3日目夕方
- 新名古屋駅で、名鉄時刻表とパノラマカーマウスパッドを購入する。
- そして、ロッカーへ荷物をとりに行く。
- 打ちのめされ、べこんべこんにへこんだClassy。
- C:もう、帰るぅ。
- と、みどりの窓口へ。
- のぞみの指定券でもとって、早々に撤収しようかと。
- 友:東京までののぞみの指定券くれ。
- 窓:いっぱいですね〜。18時半のならおとりで来ますが。
- C:今何時だっけ?
- 友:・・・16時。
- 「待たずに乗れるのぞみ」なんて大ウソだ〜
- 2時間半も待ってるなら、始発のこだまで座っていっても東京着が変わらないので、そそくさと改札内へ。
- とりあえず自由席の乗車口に並び、交代で買出しに行く。なんのかんのとお昼を食ってなかったので・・・。
- やってきたこだま480号は300系。
- 昔じゃ、300系がこだまに入ったら大騒ぎだったのにねぇ。
- 途中、浜松でうなぎ飯を買い込みそれも食う。もう、ほとんどやけ食い。
- ・・・俺、朝にもうなぎ食わなかったか?
- そして、何とか帰ってきたのでありました。
- <後日談>
- パノラマカーマウスパッド、しばらく使っていたのだが、光学マウスとの相性が非常に悪い。
- やはり、赤一色の電車が ででん! と写っているので、赤いLEDを使う光学マウスだと移動を検出しづらいようだ。
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